なんとまぁ前回の投稿から間が空いてしまいました。
繁忙期が終わると抜け殻みたいになってしまう。というのもありますが、なんとなく良くない。激昂したり落ち込んだりしないように、と気持ちをフラットに保とうと思うあまり長い直線がゆっくりと自重で垂れ下がって、おや?底に触れそうになっているような。
上方に持ち上げるアクションが少ない。と気が付いた2月。
唯一継続しているXも本当にみんなのつぶやきを見る楽しみがあってこそ続けられていて、自分から何か呟こうと思ってもその瞬間を1秒でも過ぎると「書く必要ないか」になってしまう。仕事柄、日中は会話している時間がほとんどなのでその反動もあるのかも。意外かもしれないのですがソトヅラ対人は得意な方です。でもXなんかは内面でいた方が気が楽なので素のままでいたい。何も喋らねぇなこの人。
何を書きに来たのだっけ…。
ああ、それでも美術館に行ったりして過ごしていたよと日記を書きに来たのでした。
あまり下調べをする余裕がなくて大きめの展覧会だけですが12月にライト展と1月に吉田博展に行ってきました。
ライトのサン・マルコス砂漠リゾートホテルの透視図が圧巻だったのですが、ほら観てすぐ感想をメモしておかないから何にどう感動したのか忘れてる…。平面図に所々残るライトの筆跡や指示書きを探しながら見ていないとこの図を人間が描いているという事実を忘れそうになる。
吉田博作品は過去に何回か見に行っているのですが、何回見ても、展示してある版木を斜めから横から何回見ても「うん分からん」ってなる。版木のここに波あります?私がペンでひく一本の線より細くブレていないのですが彫っ…??後半の大きな作品になるほど紙の収縮も考慮しないとズレが生じるとのことだけど、そうやって見ると米国シリーズなどの線部分に複数色がのっているように見えたのは試行錯誤中だったのか…それも計算のうちだったのか…素人には判断つかないけど、数年後(それでも10年と経っていない)の印度東南アジア作品になるともう技を完全に掌握しているんだなという観客なりの精一杯の感想。印象的だったのはタジマハルのドーム部分など寄りで見ると光が当たる側の線を朱色に染めていたりと、引きでの印象作りの勉強になる。
この日は快晴でした。駅でお土産を買って帰る。